メタバース、名前は知ってるけどよくわからないな~
と思っている方は少なくないと思います。
次世代のインターネットとして最近ニュースでも名前を聞きますし、
facebookが社名をメタに改名したなどのニュースもありましたね。
実は案外日本人で「メタバース」という言葉自体をそもそも知らない
という方は意外と多いようで
日本トレンドリサーチという調査サービスにて2022年1月に2200人を対象に聞き込みした結果下の図のように
知らない、と答えた方が75%もいたようです。
メタバースに限った話では無いですが、
日本人の多くは新しいものについて敬遠しがちな傾向にある、というのがこの図を通しても改めて感じられますね。
ですが、様々な技術が日々進化していくなか知らないままにして生活していくのは非常にもったいないことだと私は思います。
なぜならCMなどでもあるように日常生活を便利にしてくれるもののほか、仕事をしていくうえで効率をあげてくれるソフトウェアなどが多く存在しているからであり、それらの多くは私たちの生活を豊かにしてくれるものだからです。
この記事ではその中の一つとして、
メタバース
というものについて
1.そもそもメタバースっていったいなに?
2.現状のメリットやデメリットは?
3.将来どうなっていくことが予想されるのか
についてお話していきたいと思います。
この記事を読むことで今まで名前しか大して知らなかった方々もメタバースがどんなものなのかについて知ることができるでしょう。
それではいってみましょう!
〇そもそもメタバースってなんなの?
冒頭部分でも書いたように、日本人の多くはメタバースという言葉自体をそもそも知らない
という方が意外と多いようです。
・メタバースとは
バーチャルな世界を構築し、人々が様々な交流や経済活動を含めたいろいろな活動ができる仕組み
と現状定義されているようですが、まだ明確にこれです!という定義は定まっていないようです。
こう文章で説明されても
つまりどういうこと?
と頭に?が浮かぶ方もいるかと思います。
自分も急に言われたら「はぁ、なるほど?つまり何ができるの?」とさらに質問を重ねたくなります(;^ω^)
イメージの例を挙げるとしたら、
・「映画のマトリックス
・「アニメのソードアートオンライン」
・「ゲームのあつまれどうぶつの森」
などでしょうか。
流石に現代の技術では、マトリックスのようにネットの世界に自分が行く
みたいなことはできませんが。
キャラクターを自身の分身として動かして、ネット内で会った人と交流することができます。
こうやって具体例が挙げられると、イメージしやすいのではないでしょうか。
他のゲームで言えばMMORPGのゲームもあつ森と同じで、経済活動などは基本禁止されていますが、交流するという点ではすでに私たちの身近にあるんですよね!
クローズドメタバースとオープンメタバースの違い
き、急に知らない単語が出てきたぞ?
と身構えた方もいるかと思いますが、これはメタバースの方向性の話で、簡単にいうと一つの部屋で完結するのかいろんな部屋に行き来できるのか、ということです。
【クローズドメタバース】
今のSNSサービスやアプリのように、1社単独で構築しているもの
【オープンメタバース】
複数の会社が相互運用しアバターなどを共有し、いろいろなウェブサイトを行き来できる状態
メタバースというメインのシステムを使用し、いろんなプラットフォームを作り、システムの根っこは同じものを使っているのでそのプラットフォーム間を同じアバターを相互に行き来させることができるようになる
つまり
アバターやアカウントを切り替えることなく、他のサービスを使用することができる
ということ
そのため、ゲームなどでいえばレベルや持ち物も引き継いで持っていくことができる
ですがこのオープンメタバース、技術的なハードルが高くブロックチェーンやNFTなどの技術的進化が必要なようで、まだまだ私たちの生活に還元されてくるには時間がかかるようです。
ブロックチェーンやNFTについては別の記事にて触れていこうと思いますので、それについてはここでは割愛させていただきます。
現状のメリットやデメリットは?
メリット
・アバターを通して離れた相手とでもコミュニケーションを取ることができる
・非日常的な体験ができる
・人種や性別に囚われずに関わることができる
・新しいビジネスに繋げることができる
のメリットが現状あります。
以前バーチャル渋谷
などがニュースに取り上げられたりしましたが
ああやって自身で作成したアバターを通して周りの人と交流したり、特定の世界で待ち合わせをし仕事の話や会議を行ったりと
こういったことに活用することが可能です。
ですが、現在名前すら知らない人が多いように
現状普及率や認知度があまり高くはありません
その理由として
デメリット
・敷居が高い
・そもそも普段使いするにはめんどくさい
というものが挙げられます。
現在オキュラス
というものがVRヘッドセットとしてあります。下の図のようなやつですね
正直日常的にこの大きさのものを使っていくというのは、めんどくさい気持ちが勝ってしまうのも無理はありませんね
眼鏡型というのも少しづつ作られてきているようですが、まだまだごつい印象があるので、もう少しスマートに使えるようにならないことにはなかなか普及していくのは難しいかもしれませんね。
将来的に私たちの生活でどう使われていくのか考える
現状では日常でというよりも、ビジネス面での注目がやはり高いようです。
アパレル業界では「バーチャルファッション」という取り組みをしていたり
不動産関連では
「メタバース上に店舗を構築し、ショールーム・モデルルームをバーチャル上に作り上げることで
実際に行かなくてもお客様のイメージをより具体的にすることができますし、接客面でもリアルに近い対応を可能にしています。」
その他医療や金融業界などなど
様々な分野で試行錯誤しながら活用され始めています。
おまけ
おまけとして参考にした書籍の中で「メタバース上での恋愛」について触れていましたのでちょっと触れていこうかと思います。
「ネット上で恋愛?いやいやいや
と思う方も多いかと思いますが、こうなったことを一度想像してみましょう!
まずアバターを通して関わるので、相手のリアルの見た目によらず純粋に同じ趣味の方と関わったりすることで仲良くなり、実際のリアルでの関係に発展する
ということも全然ありあえると思うんですよね!
第一印象が見た目からではなく、趣味や気が合うかなどから判断していくことができるので、むしろお互いに良い恋愛に発展する可能性は上がるのでは無いかと思います。
有名なMMORPGである「FF14」ではエターナルバンドという、このゲーム内での結婚のようなものが存在しますし、そのままリアルでも結婚したという事例も少なくないので決して無い話では無いと思います。
まぁこういった形の恋愛を良いとするかどうかは、個人によってだいぶ感じ方は違うでしょうね(;^ω^)
〇まとめ
長くなりましたがいかがだったでしょうか?
今まで名前は聞いてたけど、難しいそうだからと敬遠していた方の、興味を持つきっかけになれたら幸いです!
ゲームや仕事、おまけで話した恋愛などのリアルの繋がりを持つきっかけになったりと、実現してくれば私たちの生活はだいぶ変わるであろうということが想像できますね。
VR、ARの技術はどんどんいろんな業界で活用され始めているため、事業を拡大していくための選択肢の幅を広げるためにも学んでおいて損は無いと思います。
難しそうだからと遠ざけるのではなく、少しづつでも触れていくことで時代についていく努力をお互い続けていきましょう!
記事の途中でも触れましたが、メタバースに関連する用語として
ブロックチェーンやNFT
なども挙がりましたよね?
メタバースについて知らなかった人はこちらに関しても知らない方が多いと思いますので、今後そちらに関しても記事を挙げていきますので良ければみてください!
また今回私が参考にした書籍として
「メタバース超入門」
という書籍がありますので、もし関心が出たという方はこちらの書籍も目を通してみてはいかがでしょうか。
それでは以上シキでした!失礼します!
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